人にポジティブな印象を残したい
先日、あるセミナーを受講しました。
いわゆる先生ビジネスを行っている人(主に、税理士・社労士・中小企業診断士など)を対象にしたセミナーです。オンラインで、受講生は30名ほど。
内容は期待していたものと違っていたんですが、(主催者の責任ではなく、わたしが内容を勘違いしていただけ、、。)最後の質問タイムで、素敵だなと思った人、こうはなりたくないなと感じた人の両パターンがいたので、ここに書き記しておきたいと思います。
ポジティブな印象のA子さん
質問タイムがきて真っ先に手を挙げたのがA 子さんでした。
その時の印象がとても良かった。
具体的には、「感謝」「尊敬」「笑顔」かと。
感謝
A子さんは、「本日は素晴らしい講義ありがとうございます。○○なところが勉強になりました。」と、質問の前にまず感謝を伝えていました。
ありがとう、と言われて嫌な気分になる人はいません。
言われた人だけでなく、言った人も、周りで聞いている人も気持ちのいいものです。
A子さんにとっては当たり前で、些細なこと、単純なことかもしれませんが、言われた方、聞いている方は、ポジティブな気分になります。
尊敬
A子さん、ひと言ありがとうございます、だけでなく、具体的にこんなところが素晴らしかったと付け加えていたところがまた素敵だなと。
尊敬の念をもって真剣にセミナーを聞いていないと、すらすらっとすぐに具体的なことなんて言えないと思うんです。
士業の方って、どこか上から目線だったり、人を見下したような態度の方もいるんですが、A子さんは全くそんなことがなく、ずっと低姿勢。教えていただく、という態度でとても好印象でした。
笑顔
一番良かったのは、A子さんがずっと笑顔であったこと。
笑顔を直接むけられた講師の先生だけでなく、それを見ている周りの人もポジティブな気持ちになれます。
当たり前ですけど、仏頂面を見るよりも笑顔を見る方が気持ちがいいし、幸せな気分になります。
ネガティブな印象のB男さん
一方、こりゃないよな~と感じたのがB男さん。
そもそもイスに深く腰掛けたままふんぞり返って質問するんです。
(質問の時だけでなくセミナー中もずっと。。)
お礼はもちろん言わず、笑顔もない。
質問内容も、講義をまじめに聞いていたらわかるようなこと。
「感謝」「尊敬」「笑顔」どれもない。
お金を払ってるんだから当たり前だろう、という態度。
すごく上から目線で、かなり印象は悪かったです。
正直、講師の先生がキレるんじゃないかと少しハラハラしました。
(もちろん、キレるなんてことはありませんでしたが、印象としてはイライラしていた感が伝わりました、、。)
まとめ
人の目ばかり気にするようにはなりたくないけれども、ネガティブよりはポジティブな印象を与えられる人になりたいな、と思っています。
何事もバランスよくが大切なので、自分の気持ちを大切にしつつ、他人の目も少しは気にして生きていきたい。
人権活動家のマヤ・アンジェロウが次のように言っています。
人はあなたが言ったことを忘れてしまうし、あなたがしたことも忘れてしまう。でも、あなたに抱いた感情を忘れはしない
確かに。
A子さんもそうですが、素敵な人ってまわりにごろごろいるもので、そういった人たちのいいところをマネして、人に少しでもポジティブな気持ちになってもらえるように生きていきたいものです。