「不安は持たない」と決める
私は、昔から計画を立てて遂行することが好きな人です。試験勉強の時は必ず計画表を作っていたし、今でも旅行の際にはしおりをつくります。決めたらあとは遂行するだけ。
このやり方が性に合っている私としては、「不安は持たない」と決めてしまうことでものすごくラクに生きられるそうだな、と感じています。
不安って一番持っちゃいけないもの、一歩が踏み出せない
みゆみゆチャンネルという大好きなYouTubeチャンネルがあります。
耳が聞こえないパパ、耳が聞こえて手話が使えるママと娘さんの日常を切り取ったチャンネルです。
ある動画で、ママ(ゆっこさん)が言っていた「不安って一番持っちゃいけないもの。」という発言がすごく心に刺さりました。
妊娠中、耳の聞こえないこどもが産まれるかもしれないことについて不安や葛藤はなかったのか?というテーマでお話をされていたときの発言です。
パパは自分や家族が聾なので不安はあったと言います。
そして、聞こえるこどもであってほしいと思っていたと。
(ただ、一番の不安は耳が聞こえない以外の障がいだったそうです。聾ならば先輩として色々教えてあげられるけど、それ以外の障がいは分からないから不安だと。)
一方ママは「聞こえても聞こえなくてもどっちでもいい~。」と思っていたとのこと。
続けて「不安って一番持っちゃいけないもの、一歩が踏み出せない。」と。
繊細なパパ、豪快なママ、無邪気な娘さんのバランスがとっても素敵な家族なんです。
24時間テレビのようなお涙頂戴的番組は苦手ですが、このチャンネルは押し付けがましくなく、いいことを言おうとしている雰囲気もないので、心にすっとはいってきます。
おススメチャンネルです。
本田秀夫さん著「『しなくていいこと』を決めると、人生が一気にラクになる」
「不安って一番持っちゃいけないもの。」という発言が心に刺さったのは、少し前に「『しなくていいこと』を決めると、人生が一気にラクになる」という本を読んでいたことも影響しています。
この本には、気にしなくていいこと、やらなくていいことを先に決めてしまおう!そうすればラクに生きられるよ!といった内容が書かれています。
しなくていいことがたくさん例示されているのですが、共感できるもの、たくさんありました。
例えば、人の評価は気にしすぎなくていい、いつも冷静に判断できなくてもいい、片づけられなくてもいい、最初から完璧にしようとしなくてもいい、、などなど。
ただこの本、いいことをたくさん書いてくださってはいるのですが、ひねくれものの私としては、これ全部しなくていいとしたら怠惰な人間になってしまうのではないか、、それに、そもそもそんなにたくさんのしなくていいことを覚えられない、、と感じていました。(・・・嫌な奴。)
なので、考え方に共感はしながらも、普段思い出すことはありませんでした。
そんな中「不安って一番持っちゃいけないもの。」という発言を耳にして、この本を思い出しました。
あれ、「しなくていいこと」ってすわなち全部「不安を持たなくていい」ってことに繋がるのではなかろうか。
そして「不安を持たなくていい」の語気を強めると「不安は持ってはいけない」になるのではないか。
今は、「不安は持たない」と決めることでラクに生きられそうだな~と感じています。(覚えることひとつで済みますし。)